ダウンライトセミナー



ベースライト編(照度を均一に確保する為のDL)

  ■良いグレアレスDLを選ぶポイント


 アーキテクチャルライティングにおけるDLでもっとも大切なことは、グレア(不快な輝度)を感じさせない
 ものを選ぶことが大切です。一般的にグレアレスDLと呼ばれているものです。ただ、名称がグレアレス
 DLなのに機能を果たしていないものもあります。それでは良いDLのポイントを上げると


 1.グレアカットオフアングルが30°以上である。

   人間の視野角は上下約30°である為、角度が浅くなると光源が見えグレアが発生します。
  で きるだけカットオフが深い ものを選ぶ べし。(直接グレア)
   *光源の直射によるまぶしさをカットする角度 


 2.反射鏡がアルミ電解研磨であり尚且つ半鏡面仕上である。

   よく白バッフルのコーンや白い反射板のDLがありますがそれではDLが目立ちすぎ、というのと
   器具効率や反射率が悪く本来のDLの良さ(効率よく床に光を落とす効果)がなくなります。
   反対に鏡面すぎるとグレアとグレアレスの輝度差が激しく私はあまりおすすめできません。
   半鏡面あたりが天井へのなじみもよくベストだと思います。

 3.反射鏡のカーブが滑らかである。

   いくらカットオフアングルが深くても反射鏡のカーブが滑らかでないと反射鏡が
   光ってグレアの原因になります。光学制御されたものを使用することが大切!


 以上の3点を備えたDLであれば完璧です!



             
 
■グレアレスダウンライト                     ■グレアのあるDL
グレアレスタイプのウォールウォッシャーDL                空間よりもDが目立ってしまっている。また目にも良くない環境
建築空間に溶け込みながら空間を引き立てている。           





*良いDLが選べたら次はDLの配置について説明しましょう!

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